お尻・股間の痛みや痺れ 我慢や放置はせずに早めの対策が危険を回避

股間の痛みや痺れロードバイクのサドルの痛み

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ロードバイク乗りの悩みのお尻や股間の痛みは決して我慢してはいけません。我慢を続ける事によって慢性化して大病につながる危険があります。

 

 お尻の痛みや股間の痺れなどが、サドルの高さや傾きの調整で緩和しなければ、サドルが自分の体に合っていないと考えて交換することをすすめます。

 

けっして我慢して違和感のあるまま乗り続けてはダメです。

 

【目次】

 

 

 

 

 

サドルによる股間の痺れ・痛み

座骨の痛みも辛いのですが、とても辛いのは股間の痛みや痺れです。


痛みや痺れが発生する場所は、男性で言うと会陰(えいん)と言われる肛門と陰嚢の間の部分です。


サドルに常に押し付けられ圧迫を受ける事で、痛みを伴い血行が悪くなって痺れが発生するというメカニズムです。

 

 この痛みや痺れは、乗り続けて慣れる事で解消するものではなく、自分に合ったサドルに交換・改善するか、乗り方を見直しするしか方法は無いようです。

 

女性にも発生する症状ではありますが、圧倒的に男性に発生するもので、これを我慢して慢性化させてしまう事は、ED(勃起不全)や精子の減少、前立腺の炎症から前立腺がんに至ってしまうことも考えられる危険なものです。


我慢する事無く早めに対処する事が重要です。

 

 

 

 

 

会陰部への圧迫が危険なわけ

会陰部は男性も女性にとっても、とてもデリケートな部分です。

性器の関わる部分への血流や神経の通り道になっているため、長時間や長期間の圧迫は性的機能への影響が否めません。

 

男性であればED(勃起不全)、女性は不感症などが発症する危険があります。

自転車乗りの全ての人に悪い影響がある訳ではないとのデータもあるようですが、危険性がうたがわれるということは、少なからず発症してしまう可能性があるということです。

 

発症してしまってからでは苦労しますし、場所が場所だけに病院に通うことも躊躇したくなりますので、発症をさせることが望ましいと思います。

 

 

会陰部への圧迫の要因

会陰部を圧迫してしまう要因として考えられるのは、

  1. サドル部分に体重の多くが乗っているため
  2. サドルの傾きが合っていないため
  3. サドルの形状が合っていない
  4. 個人の体形

などがあります。

 

例として挙げた4つの要因の内、3番を以外の3つは自転車の適切なポジショニングを見直すことや、乗車姿勢やフォームの改善を行う事で解決できる問題です。

 

ポジションやフォームを変えてみても会陰部の痛みや痺れが解決されない時は、サドル形状が自分の体に合っていないことが考えられます。

 

 

効果的なサドル形状への交換

会陰部の痛みや痺れを軽減するに有効的なサドルは、圧迫する部分が穴になっているものや窪みになっているものを探しますが、特殊な形状のものは価格も高めな物が多くなってしまいます。

 

しかも、それが自分に合っていて痛みが消えるか否かは、暫く乗って試してみないとわからないという事が問題です。

 

万一高いお金を出して購入したものが合わなかったり、痛みが消えなかったりしたら悲しすぎます。

 

私も会陰の痺れを速く解決したいという気持ちと、ダメだったらどうしようという迷いで、私も1カ月くらい悩みました。

 

悩んだ挙句に出した答えが、穴あきサドルを購入するならば現在購入できるサドルの中で一番大きい穴が開いている物を買うというものでした。


これ以上の大きさの穴あきサドルは無いと言う物を買っても痺れが治らなければ、サドル交換による症状改善に諦めがつくだろうと考えたからです。


それがこれです。

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Selle Italia - SLR SuperFlow サドル

  価格はそれなりにしますが、自分の身体を守る為であり、それは家族の為でもあります。

最悪の事態を招いた場合の費用を考えると、ここでのサドルの価格などは微々たるものだと考えて決定しましました。

 

実際に乗ってみて、会陰の痺れはほぼ解決しました。取付角度や乗車姿勢などで若干痛みや痺れが出る事もありますが改善できる範囲内です。
但し座骨が乗る部分のクッションは悪くなったせいなのか、その部分の痛みは多少発生します。

 

 

サドルを交換した効果

サドルを交換して2年近くなります。

家の中では毎日のようにローラー台で自転車に乗り、休日の天気の良い日で気が向いた時には近くの山にヒルクライムへ出かけ、1年で5レース前後のヒルクライムレースに参加している自転車野郎ですが、サドルを交換してから会陰部の痺れを感じる事が無くなりました。

 

長い時間乗っていると座骨部分に痛みが残ったりしますが、長引くものではなくなりました。

 

 

 

自分にとっては、Selle Italia - SLR SuperFlowのサドルが合っていたという事だと思いますし、サドルを交換してからもポジションや自分の乗車姿勢、フォームを考えながら続けてきているのが良い結果になっていると思っています。

 

 

 

 

 

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