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脊柱管狭窄症 発症~治療~名医との出会い~現在 《退院編》

健康 健康-脊柱管狭窄症

述語順調に回復しリハビリも始まりました。
いよいよ退院に向けた準備が始まり、とても嬉しかった記憶があります。


理学療法士の先生のいう事を聞き運動が出来る様になれば早く退院させてくれる。そんな気がして頑張っていました。

そんな矢先、38度前後の熱を出してしまいました。
色々調べた所、インフルエンザとかではなく風邪を引いたとの事でした。
リハビリも中止です。
風邪に対しての薬などは処方されず、熱が出ているので氷袋をわきの下や首などに充てて冷やす対処療法を行います。
解熱剤も入れてもらいます。

(ベットで横を向いた状態で看護師さんに後ろから・・これが一番恥ずかしかったです)

少しすると大汗をかく様になりました。
これまでの経験から汗をかくようになると熱が下がり回復に向かうと思っていたので、これで苦しさから解放されるだろうと思いました。


熱が少し下がると、煙草を吸いに外の喫煙所まで何度も行くようになりました。
煙草に向かう時、廊下の中央で看護師さんが
「煙草に行ってたら熱下がらないよ」と、両手を広げ静止してくれましたが、その生死も聞かずに何度も喫煙所に足を運びました。


案の定、簡単には治らず、汗をかくと一時的に体温は下がりますが、またじわじわと上昇して戻ってしまう。それを繰り返す日々が続きました。
まったく回復しない事に苛立っていた私は、自分の行いを棚に上げ看護師さんに八つ当たりしてしまいました。

 

「風邪を治す薬とか処方してくれないの?」
「出さないんなら退院させてよ!」

 

その様な事を強い口調で幾つか言ってしまったのです。

 

あの時の看護師さん、あなたは何一つ悪い事などしていないのに、逆に一所懸命看護師として接して治る様に努力してくれていたのに、酷い事を言ってしまって本当に申し訳ございませんでした。

 

先生に話をしてくれた看護師さんが、今考えると無理に処方してもらったと思われる風邪の薬を持ってきてくれました。

 

この記事書きながら本当に悪い事したと反省しています。看護師さんの心境を考えると涙が出ます。申し訳ない事をしたと深く反省します。


その甲斐あって数日後には回復しました。
熱が下がってから2度目の血液検査で白血球の数が落ち着き、風邪は完治したと診断されました。
本来はそこからリハビリを再開して退院に向かうのですが、その時の私は一刻も早く退院したいと思っていましたので、毎日の先生の巡回や看護師さんに退院の意志を伝え許可をくれるように懇願しておりました。

 

本当に我儘な不良患者です。逆の立場なら早く退院して消えてくれと思っただろう。

 

数日後、先生の巡回の時に退院の許可をもらいました。

退院の日、妻と両親が迎えに来てくれました。
会計を済ませて整形外科のナースステーションに挨拶に行きましたが、風邪で熱が下がらずに八つ当たりしてしまった看護師さんや、廊下で両手を広げて喫煙所に行く私を止めてくれた看護師さんはいませんでした。
最後に感謝や謝罪をする事が出来ずに病院を後にしました。

 

帰り道、退院したら一番食べたいと思っていた「焼肉」を食べました。
これまでの人生で最高に美味しい焼肉を

 

(コルセットをしていたので食べ難かったですが・・・)

 

あれから約10年がたった今、同じ姿勢を続けてしまった時など、時々若干違和感を覚える時はありますが痛みや痺れが発症する様な事は一度もありません。
手術後1カ月半くらいはコルセットを装着し、1年程度は湿布薬を貼り続けていましたが、湿布を続けるのではなく筋力をつけて首を支える力をつけた方が良い事に気が付き、トレーニングを始めたのをきっかけに湿布も止めました。

 

仕事やプライベートで背中や首の姿勢が悪くなり、同じような姿勢が長く続く事は避けるべきです。
頸椎の狭窄症を発症して手術した人は腰の脊柱管も細い事が多く、後に腰部脊柱管狭窄症で入院する事も多いと聞かされています。
日ごろから姿勢に気を付け、支えてくれる筋力を鍛えて用心したいと思います。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。


この記事は同じような症状を持つ方に手術を勧めるものではありません。

迷っている方に私の経験をお話しして、何かのきっかけになればと思い書いたものです。


私は最初に受診した総合病院の先生に出会えて、その先生が盛岡赤十字病院の八幡順一郎先生を紹介してくれた事が全てだったと思います。
自分の体を安心して任せられる先生に巡り合えた事。それに尽きます。

 

八幡先生はその後転勤され、今は「盛岡つなぎ温泉病院」でリハビリテーション部の部長をされているようです。
又、盛岡赤十字病院は今では手術件数は激減しております。


どんな病気も同じだと思いますが、今の自分の症状と将来を考えた最善の判断をされる事が重要で、その為には信頼できる先生や手術数や設備の整った病院を知る事、紹介してもらえる環境にいる事が大切なんだと思います。

もしこれを読んでくれた皆さまが、不幸にも何かの病気を患っていらっしゃったならば、その症状がが一日も早く治り楽しい人生が送られる事を心からお祈り申し上げます。

 

《終わり》

 

 

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