はじめてのタイヤ・チューブ交換 25Cや700、クリンチャーって何?から始めるロードバイク入門編
ロードバイクに乗り始めると、いろいろパーツやアイテムが多い事に気が付きますね。
そして自分好みの1台に仕上げようと、パーツを交換し始めたり、パンクなどのためにメンテナンス道具や消耗品を買い始めます。
でも自転車の部品って、専門用語的な言葉が多くてわかりにくくないですか?
まずはライド中の事故などで交換しなければならない事態が発生しやすいタイヤとチューブについて、初めてでもわかるように説明したいと思います。
これを見て間違った部品を購入してしまってガッカリしたり、損をする事が無いように最後まで読んで理解してみてください。
ロードバイクのタイヤを選ぼう!!
タイヤやチューブを選ぶときに注意しなければならないポイントは次の通りです。
合わないタイヤを購入してしまわないように気を付けてください。
タイヤのタイプ
ホイールのリムの形状によって選ぶべきタイヤも変わります。
まずは復習がてらホイールの各部の名称と、ホイールタイプの違いをみてください。
最近の主流はクリンチャータイプのリム形状です。
市販の車体を購入した方の多くはクリンチャータイプのリム形状で、それに合ったタイヤが装着されていると思います。
タイヤの大きさ
タイヤの大きさもリムの大きさにあったものを選びます。
今付いているタイヤの側面に書いているはずです。
だいたいは700C、子供用などには650Cなどもあります。
700Cっていうのはフランスの規格で、タイヤ外径の直径をmmで表したものです。
Cはリムの規格です。
スポーツ自転車やママチャリでいうところの27インチになります。
タイヤの幅
ロードバイクのタイヤの幅は、以前は23Cが主流でした。
23Cとは直径23mmのタイヤってことです。
ヨーロッパなどの、プロのロードレースで使用されるロードバイクのタイヤが、25Cが主流になった事があり、一般で市販されるロードバイクの完成車やタイヤも25Cが主流になってきました。
接地抵抗が少なくなるという理屈のようですが、今一つ理解できない所があります。
私はヒルクライムレースにも出場したりするので、自分の体重の増加は棚に上げ、使用するロードバイクを軽量にすることに必死になり、タイヤも少しでも軽い23Cタイヤを選択しています。
チューブの大きさ
クリンチャータイヤの場合、タイヤの中にはチューブを装着して、チューブにエアーを充填することでタイヤを膨らませます。
当然、チューブにも大きさがあり、タイヤにあったものを選ばなくてはなりません。
チューブのサイズ表記は下の写真のように記載されています。
700は、タイヤの外径の直径です。
23-28Cと書いています。23mm~28mmのタイヤの幅に対応するチューブという事をあらわしています。
自分のタイヤが、この範囲内(23C、25C、28C)であれば、このチューブを使用することができます。
バルブのタイプ
チューブを選ぶときに重要なポイントとしてバルブのタイプと長さがあります。
ロードバイクの場合、高い空気圧でチューブを満たしますので、バルブのタイプは仏式(フランス)が多く採用されています。
他にも英式(イギリス)、米式(アメリカ)があります。
上の写真の真ん中が仏式のバルブですが、普通はキャップが取り付けられているので、次の写真の様な形になっています。
バルブは空気を入れるところなので、空気入れがしっかりと取りつかなければなりません。
したがって、ホイールのリムから飛び出す長さが必要です。
リムの高さよりも、20mm以上長いバルブを選ぶようにします。
例えばリム高さが23mmだった場合、43mm以上のバルブを選びます。
長すぎると回転するときの抵抗が増してしまいますので、適切な長さを選ぶことが大切です。
タイヤのメーカーや種類
ロードバイク用にタイヤを販売しているメーカーはたくさんあり、メーカーの中でも様々なタイプのラインナップがあり、どれを選んでいいのか迷います。
私が購入する時には、タイヤのインプレッションを書いてくれているサイトを拝見して、自分が求めているタイヤに近そうなものを選んでいます。
- 軽さ
- 転がり抵抗の少なさ
- 下りやコーナーでの安心感
- パンク性能
- 装着のしやすさ
などの項目で、自分が重要視するものを決めて、サイトのインプレッションを比較しながら絞っていきます。
ちょっと大変な作業ですが、それもまた楽しい作業でもあります。
タイヤやチューブの交換作業
タイヤはチューブの交換作業って慣れないと難しくてできないって思いがちですが、一度コツを理解してしまうと、案外簡単にできるんですよ。
とてもわかりやすい動画がありますので見てみてください。