はじめてロードバイクのホイールを購入する時のポイント
ロードバイクをカスタマイズするとき、真っ先に思い浮かぶのがホイールではないでしょうか?
ホイールを交換するだけで、ロードバイクの印象がガラッと変わりますよね
初めてロードバイクのホイールやタイヤを選ぶときに、なにやら聞きなれないカタカナやアルファベット、数字が並んでいて自分のロードバイクにはどれを選んでいいのか悩んだりしませんか?
そんな悩みを解決するために、タイヤやホイールを購入する際に知っておきたい基本的なことについて、なるべくわかりやすく記事にしてみたので参考にしてみてください。
ホイールやタイヤの各部の名称を知ろう!
まずはカタカナで表記される聞きなれない言葉と、それが指す部位を知ることから始めてみましょう。
ホイールを選ぶときの注意点
自転車のホイールを選ぶときに特に注意しなければならないことがいくつかあります。
その重要なポイントを紹介しますので気を付けて選んでください。
ホイール(リム)の大きさ
ホイールはリムのサイズが色々あります。
ロードバイクは子供用などを除くと、ほぼ700Cというサイズが主になっています。
子供用などは650Cなどもあります。
通信販売などのサイトでホイールを見ると、必ずホイールサイズが記載されていますので、自分のロードバイクに合ったサイズを購入することです。
先に述べた通り、子供用の一部のロードバイク以外は700Cがほとんどだと思います。
タイヤの側面を見るとサイズがかいてありますので確認してみてください。
700Cとは、タイヤの外径の直径をcmで表したフランス式の表示方法です。
スポーツ車やママチャリなどで見かける26インチなどのインチ表示は、ホイール(リムの外径の直径をインチで表したものです。
700Cは27インチ相当の大きさのタイヤになります。
650Cは26インチ相当になります。
余談ですが、MTB(マウンテンバイク)などは、インチ表示が主流で、26インチ、27.5インチ、29インチなどが主なサイズになっています。
ホイール(リム)の幅
リムの幅もいくつか種類があります。
タイヤに適したリム巾を選ぶことが大切です。
リム幅とは下の図の赤い線で表した部分の幅のことで、ロードバイク用としては主に、13、15、17があります。
タイヤの巾とリムの幅の合せ方で、乗り心地や抵抗感が変わると言われていて、その意見は賛否ありますが、あまりにも幅の狭いリムに幅の広いタイヤの組み合わせや、逆に幅の広いリムに幅の狭いタイヤの組み合わせは、時に危険を伴う場合があります。
推奨の幅に従って選択することが大切です。
最近主流の25Cのタイヤに合わせるリムの幅は、13~17になります。
茎抵抗や転がり抵抗だけを捕らえると、ワイドリムといわれる17が有利といわれますが、その分重量が増すことになります。
23C、25Cのどちらのタイヤも装着可能な15を選択するというのも良いかもしれません。
ブレーキの種類の違い
ロードバイクのブレーキはキャリパーブレーキというタイプがほとんどでしたが、最近はディスクブレーキタイプも出てきました。
キャリパーブレーキとディスクブレーキではホイールが異なりますので注意が必要です。
ご自身のブレーキのタイプが下の写真のようなタイプならばキャリパーブレーキといわれるものです。
下のようなブレーキだとすると、ディスクブレーキタイプです。
まだまだキャリパーブレーキタイプが主流なので、ホイールを探すとほとんどがキャリパーブレーキで使用するホイールになりますが、ディスクブレーキで使用するホイールが安く売られていることがあり、値段だけを見て決めてしまうと間違えてしまう危険がありますので注意が必要です。
ディスクブレーキタイプのホイールには、ディスクを取付けるためにハブにねじ穴があります。
写真のように中心のハブの片側に、6個のねじが取り付けられる様な穴が開いているのがディスクブレーキタイプのホイールです。
ホイール(リム)の材質
ホイールの材質には大きく分けて二つあります。
アルミニウムとカーボンです。
大雑把に見た目の違いとしては、アルミはシルバー、カーボンは黒色です。
アルミとカーボンを合わせたタイプもあります。
どちらでも取り付けることはできますが、注意が必要なのはブレーキシューといわれるキャリパーブレーキのゴムの部分が、アルミニウム用とカーボン用では違うという事です。
アルミで使用したブレーキシューを、そのままカーボンホイールに使用してしまうと、表面に傷を付けてしまうこともあります。
リムのタイプ
リムの形状には大きく分けて3つのタイプがあります。
自分が取り付けたいタイヤに合わせてリムの形状を決めることになりますが、現在の主流派クリンチャータイプといわれるものです。
メンテナンス性や商品の種類の多さはクリンチャータイプだと思います。
クリンチャータイプは、内部にチューブを入れる必要があります。
その他のタイプはチューブは必要としません。
フリーハブ(フリーボディ)のタイプ
後輪のフリーハブ(フリーボディ)には、スプロケットといわれるギヤが取り付けられますが、このスプロケットにはタイプが大きく二つあります。
カンパタイプとシマノタイプです。
自分のスプロケットがどっちのタイプかわからない時は、スプロケットの中心に近いところに書いていますので確認してみてください。
カンパ(Campagnolo)
シマノ(shimano)
初めてのホイール購入は不安がいっぱい
たくさんの大切なポイントがあって、初めて購入しようとすると迷う事も多いかもしれません。
でも、通販サイトなどを何度も訪れて、特徴や使用を見ていくと理解できてくるはずです。
その時に、この記事が少しでも役に立ってくれると幸いです。
何度見ても不安ばかりで理解しにくい場合は、近くの自転車店やSNSを通じてロードバイク仲間に助けを求めても良いかもしれません。
だいたい親切に教えてくれます。
この記事へのコメントで質問などを書いて頂いても良いです。
私も未熟者ですが、わかる範囲でお答えしたいと思います。