無断駐車に貼り紙 借家の駐車場に見知らぬ車には冷静に対処・・・無理!だって人間だもの
妻の私を呼ぶ声で目が覚めました。
「車の人かも」
玄関の呼び鈴が鳴り続けています。
目を覚まして布団から出ようとしていると、玄関のドアをこぶしで叩く音まで聞こえてきます。
(無断駐車野郎がふざけやがって!)
勢いよく玄関まで行き、気合いを込めてドアを開けました。
そこにいたのは長髪でチョットチャラ系の服を着ている目が座った表情の若者でした。
若「なんだよ。あの貼り紙!」
私「なんだよって、こっちが言いたいんだよ!」
若「迷惑ってなんだよ!」
私「俺が借りている駐車場に勝手に止めてるから迷惑なの!」
若「不動産屋からここに止めて言いって言われて止めてんだけど」
私「はあ?ここは俺が借りている場所だよ!それが本当なら不動産屋が悪いんじゃねぇの?」
若「・・・・・・・・・・」(状況整理中らしい)
若「わかりました。すみません。」
若者の話を整理すると・・・
- 不動産屋にこの場所に止めて言いって言われて今日来てみたら空いていたので止めた。
- 10月に引っ越してきたばかり。
- 2台の駐車スペースがあると聞いていたが家の前に1台分止められるが、それが何処なのかわからなかった。
- 指定された場所に来てみたら空いていていたので堂々と止めていた。
- 母親がこの一角に引っ越してきて、自分は関東から一時的に来ている。
私からは
- 3年前からここに住んでいる。
- その時からこの場所は自分が借りている
- 不動産屋がおかしな事を言っている
という事を伝えた。
お互いに相手の状況を理解し合い、途中から若者の母親と、私の妻も加わった事もあり冷静に大人の会話を続けました。
若者はアルコールを飲んでいるとの事で、話がループして3度、4度と同じことを話しているのを聞くのは疲れましたが、お互いが状況を理解しあえたので良かったかと・・・
その後、翌朝に若者の車が移動できるようにしておく事と、相手に不動産屋に連絡して解決してもらう事を約束し解散しました。
布団に戻り眠りの続きと思いましたが、一度興奮して目が覚めた状態ではなかなか眠りにはつきません。
会話を何度も思い出しながら整理し、相手の明日の不動産屋との話し合いで方が付かなかったらどうなるんだ?とか考えていましたが、知らぬうちに眠りについていました。
冷静に対処・・・
そうは思っていても、初対面で相手が座った目でガンくれながら「なんだよ」って言われたら、”ブチーッ”ってなりますよね。。。。人間だもの(笑)