「赤いきつね」と「緑のたぬき」 超ロングセラーの秘密 byマルちゃん
赤いきつねと緑のたぬき
マルちゃんの「赤いきつね」と「緑のたぬき」はロングセラーのカップメンです。
その秘密などについて紹介したいと思います。
【目次】
一人の食事や節約ランチの定番、カップラーメン
カップラーメンにはロングセラーと言われるものも少なくありませんが、
今日の話題はこれ
和風だしの香りと味が良くて迷った時にはつい手にするカップラーメンです。
その風味と味が良い「だし」はどの様に作らているのでしょう。
「だし」の美味しさの秘密
東洋水産という会社は、そもそも伊豆半島西海岸にある田子に工場を持つ「だしの素」を生産している所だったようです。
1972年からは「鰹節削り節」も製造していて、鰹節の加工に自信を持っている会社のようです。
今でも田子の向上ではかつおだしが作られていて、「赤いきつね」と「緑のたぬき」に使用しているかつおだしを作っているようです。
地域による「だし」の違い
東洋水産では日本を4つの地域に分けてだしの味を換えて提供しているって知っていましたか?
- 北海道版
- 東向け(青森~新潟・三重県)
- 関西版(滋賀・奈良~大阪)
- 西向け(兵庫~沖縄 と石川・福井)
です。
北海道向けのだし
赤いきつね:かつお節と利尻昆布をきかせただしで醤油で仕上げた「まろやか」な北海道風のつゆ
緑のたぬき:かつお節をベースに利尻昆布を利かせて醤油で仕上げた「まろやかな」味わいのつゆ
東向けのだし
関西版のだし
赤いきつね:昆布だしにかつお節・雑節・煮干し・ウルメイワシのだしを合わせ、淡い醤油でスッキリと仕上げたつゆ
緑のたぬき:昆布だしにかつお節・雑節・煮干し・ウルメイワシのだしを合わせ、醤油で仕上げた味わい深いつゆ
西向けのだし
赤いきつね:昆布・かつお節・煮干し・雑節のだしを合わせて淡口のしょうゆで仕上げたつゆ
緑のたぬき:昆布・かつお節・煮干し・雑節のだしを合わせてしょうゆで仕上げた味わい深いつゆ
緑のたぬきの秘密
「緑のたぬき」はてんぷらが入ったそばですが、本来「たぬきそば」の「たぬき」って、天ぷらのタネ抜きが変化した言葉だって知っていましたか?
タネぬき→たぬき
なので、揚げ玉がのっているのが「たぬきそば」なんですが、東洋水産では小エビをふんだんに入れた天ぷらをのせています。
この小エビも一匹一匹丁寧に温度管理された揚げ方で調理されるという拘りを持ってるみたいですよ。
赤いきつねの秘密
「赤いきつね」はあげが乗ったうどんですが、なぜ「赤」なんでしょうか。
実は開発当初は「赤」ではなかったようです。
アツアツの美味しさが伝わる様にという気持ちを込めて「熱いきつねうどん」という商品名を予定していたようですが、そのイメージを伝える為にパッケージを赤色にした時に商品名も「熱い」→「赤い」
になったようです。
東洋水産のホームページでは、この時に山口百恵さんの「プレイバックパート2」が流行っていたとか・・
♪緑~の中を~走り抜けてく真っ赤なポルシェ~♪ ですね。
そんな拘りがあるからこそ、この「赤いきつね」と「緑のたぬき」はこれからもきっと進化しながら、ロングセラー商品として私たちの定番カップラーメンとして愛されていくのだと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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