ロードバイク 脚のムダ毛を剃る 頑固なすね毛・剛毛の処理方法
ロードバイクに乗り、お気に入りの上下サイクルジャージを着て、サイクリングやレースで格好良く走る・・・・
ですが、レーパンからのびる脚の剛毛はどうしてますか?
ロードバイクのプロの世界では、足の剃毛をすることはマッサージやけがの処置をする上で重要な事のようです。
我々ホビーレーサーは、脚の剃毛は必要な事なのか・・・記事にしたいと思います。
足の毛の処理は走破タイムに影響する?
足の毛の太さや量、長さにもよると思いますが、風洞実験の結果から面白いデータが発表されています。
あの有名なスペシャライズドが行った風洞実験で、すね毛を剃毛した場合に7%もの空気抵抗を削減できたというのです。
これは15ワット程度に相当して、40kmのタイムトライアルレースで考えると、1分20秒くらいの違いがあるとの事です。
これは大きい違いではないでしょうか。
同じ風洞実験では、
- エアロスーツが8%削減
- ポジションを最適化すると5%削減
- エアロヘルメットは3%削減
と、結果は出ていますが、すね毛を剃るだけで7%削減ですので、その効果の大きさは理解できると思います。
足のムダ毛処理の方法
ロードバイクに乗り始めて間もない人は、足の毛を剃毛する事も生まれて初めて、という人も少なくないと思います。
私自身も、ロードバイクに乗り始め、レースに出るまでは剃毛は考えませんでした。
レースに出ることになってから、空気抵抗を意識したわけでも、マッサージや治療を受けやすくしたわけではなく、単なる見た目の格好良さを狙って剃毛しました。
髭剃りのカミソリで剃毛する
剃毛と言えばカミソリ(髭剃り用のT字形のもの)です。
浴室で足の毛にシェービングクリームをつけて剃毛を開始します。
気持ちよくそれるのは最初の内だけです。
すぐに目詰まりが発生してしまいます。
正しい足の剃毛方法
まず長い毛を何とかしないとカミソリが目詰まりを起こしてそれなくなってしまいます。
ここで有効なのが「バリカン」です。
そうです。坊主頭をつくる。あのバリカンです。
バリカンの最も短く切れるタイプに切り替えて、足全体の毛を刈ります。
これでカミソリでも剃れるようになっています。
思う存分、すね毛をそってみて下さい。
こんな方法もありますね・・・
足の毛を剃ると太くなる
よく言われますね。足の毛を剃ると次の生えてくるのは太くなるって・・・
これは本当のことのように思ってしまいますが、実はそんなことはありません。
実際にそってみた私の感想としては、太くなったとは思っていません。
そった時には根元部分の太いところで剃られるので、暫くはその一番太かった部分が出てくるのでふとくなったとかんちがいするのだと思います。
足のムダ毛の処理について
結論としては例えホビーレーサーのスピードだとしても、空気抵抗は自転車乗りにとって大敵です。
疲労を少なくする意味でも、空気抵抗を減らす努力を惜しまないことが重要です。
足のムダ毛は剃りましょう。
シーズオフになって剃らなくなれば、数カ月で元に近く生えてきますから。