ヒルクライム 初めてでも安心 準備~持ち物~当日まで

ヒルクライムレースへの参戦の「AtoZ」

初めてロードバイクのイベントに参加しようとした時、不安がいっぱいだと思います。

そんな初心者の方でも安心してレースに参加できるように、流れに沿って準備や持ち物を紹介します。

 

 

【目次】

 

 

レースを選ぶ

出場するレースを選びますが、ヒルクライムレースのシーズンとしては4月頃~10月頃までとなります。

 

その年の開催レースの詳細が発表されるのは年が明けてからになります。


毎年行われる恒例のレースはほぼ同じ時期に開催される事が多い為に、過去のレースの開催日程を確認する事で自分のスケジュールを立てる事が可能です。

 

初めてレースを経験する人は、まずは1つだけエントリーして様子を見てみようとか思うと思いますが、一つのレースに出場すると、もっと走りたいと思います。


初めから予定を立てて幾つかエントリーしておくか、少なくても計画はしておいてエントリー期間が過ぎてしまわない様に注意しましょう。

レースには参加募集定員や標高差、距離、平均勾配、最大勾配などレースによって様々です。


私が最初に参加した地元のヒルクライムレースは、参加人数が700~800人程度で、標高差約700m、距離約18km、平均勾配が4%程度で、時間にすると約35分~1時間半程度のレースでした。


他参加した2つのレースのデータは次の通りです。


 1.栃木県 やいた八方ヶ原ヒルクライムレース
  標高差 950m 距離13.4km 平均勾配 7.1%(きついです)
 2.栃木県 那須岳ヒルクライムレース
  標高差 701m 距離14.2km 平均勾配 4.8% (最大勾配15%)


※出場したレースの車載動画になります。 

www.youtube.com




エントリー

エントリー方法はそれぞれのレースで決められています。


支払いは主催する団体への銀行振り込みや現金、カード決済などもあります。


エントリー期間が決められていますので期間内に間に合うように申し込みます。

 

年齢によってクラス分けされている事が多く、中にはヘビー級(体重80kg以上)という面白いクラス分けもありました。

 

募集要項等などを確認してエントリーしてください。


エキスパートクラスと言われるクラスにはアマチュアトップクラスの方々がエントリーしている事もあります。


またプロの選手を招待して一緒に走るなんてこともありますよ。
日本のトップ選手と一緒に走れるかもしれません。

 

 

レースまでの準備

レースまでの準備の主なものは次のようなものになります。

 

  • 自分自身の体の準備
  • 持ち物の準備
  • ロードバイクの準備
  • 宿泊先などの準備


まずは自分自身の体力やスピードを鍛えて、途中で力尽きてしまう事や時間切れなどにならない様にする為です。

 

固定ローラー台などでシミュレーションなどが出来ると判断しやすいです。



持ち物の準備は、レースに持っていくもので事前に購入や手入れをしておかなければならない物のことです。

 

ロードバイクの準備とはメンテナンスの事です。
レース当日にチェーンの油切れや、タイヤの磨耗、バーテープのはがれ、ブレーキの効きの悪さなどがあっては困ります。


レース前までに余裕を持って整備しておきましょう。

  • ブレーキの効き具合
  • タイヤの磨耗、亀裂などがない事
  • ハンドルの取付
  • バーテープのはがれ、破れ

エントリーから準備までの流れと、詳細についてはこんな感じです。

 

 

持ち物

使用するシチュエーション毎に分類してみましたので具体的な持ち物について紹介します。

 

レースで使用するもの

 エントリー関連資料(受付提出資料、地図、事前配布のゼッケンなど)
 ヘルメット
 ジャージ上下
 シューズ
 グローブ
 靴下
 サングラス
 タオル
 ハンカチ
 ドリンク(レース中・レース後)
 栄養剤(ゼリーなど)
 サイクルコンピュータ
 心拍計
 カメラ
 雨具

 

修理・調整用

 予備チューブ 2本
 タイヤ
 チェーンオイル
 空気入れ
 CO2ボンベ
 パンク修理キット
 マルチ工具(または六角レンチ、ドライバー数種、ペンチなど)

 

宿泊に必要なもの

 洗面道具
 ナイトウエア
 朝ごはん(早朝受付が多い為)

 

 

レース後に使うもの

 飲み物
 タオル
 食べ物(ゼリーなど)
 スニーカー

 

その他

 保険証
 湿布薬
 絆創膏
 風邪・頭痛・腹痛の薬


などです。(また思い付いたら追記します)


色々準備しなければならず大変ですが、この準備期間が最も楽しい時ではないでしょうか。(私はそうです)

 

 

宿泊

レース会場が遠い場合には前日に移動して近くで宿泊する事や、レースが終わった後にどこかで宿泊して帰ってくる必要があります。


レース当日はそのような人が多くいる事を念頭に、宿泊施設は早めに予約をする事を薦めます。


安くて近い良い宿泊施設はあっという間に満室になってしまいます。

 

 

車載・交通

私は自家用車にロードバイクや道具を車載して会場へ移動しています。

車のサイズによっても車載方法は色々ですし、個人個人の考えや工夫で方法は異なります。


私の車はランドクルーザーで、2列目の座席が倒せて前に移動できて大きな車載スペースを確保する事が出来ます。

ランクルへの車載例】
ロードバイクのタイヤを外さずにそのまま乗せられます。
3列目シート用の窓上についている持ち手の所を活用してバーをかけていて、そのバーにサドルをひっかけてバイクスタンドの様にします。

そのサドルをマジックテープ付きのバンドでバーに固定します。
前輪をマジックテープ付きのバンドでフレームに固定し、ハンドルが切れる事を防止します。
後輪と床の隙間に発泡スチロールで出来たブロックを挟み混んで固定して完成します。

 

車載用の道具は売っていますが、結構いい値段がします。


フロントタイヤを外してフォークを固定する金具を買って木材に取り付けて車載道具を作ってみたりもいいかもしれません。

いずれにしても、道中に揺れたり音がすると気になりますので、しっかりと固定して動かない様にすることです。

 

 

宿泊先

宿泊先には自転車を持ち込めないと思ってください。

自家用車に車載したままです。


万が一を考えるならばホテルに話をして預かってもらう事も良いと思います。


スモークガラスでもなく、中に高価なロードバイクが車載しているのが丸見えで、車上荒らしで盗難などにあってしまっては泣くに泣けません。


レースには出られない、バイクは帰ってこない、車は壊される・・・最悪です。
充分注意が必要です。

 

 

まとめ

あとは当日集合時間に間に合る様に、すべての持ち物を持って向かうだけです。

体調を整えて楽しく完走できると良いですね。

 

走るコースの自然や、沿道の地域住民の方々、ボランティアの人、主催者、すべてに感謝しながら走る事が出来るイベントです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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