神奈川で異変!相模川のアユが大量発生は地震の前触れとの言い伝え

2018年に入ってから、神奈川を流れる相模川を遡上するアユが大量発生しているそうです。

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4月1日から5月27日までで確認されたアユは4600万尾を超え、1999年から昨年までの平均は400万~500万尾とのことなので、約10倍のアユが2ヵ月ほどの期間で確認されています。

地元住民からは「気味が悪い」という声があがっているようです。

その理由は、この辺りに伝わる言い伝えにで、「アユが豊漁だと地震がくる」というもの。

なんでも関東大震災の前日には相模川や酒匂川で、アユが入れ食い状態になったと伝えられているんだとか・・・

この手の言い伝えや、地震に関する根も葉もないうわさ話など、慎重に扱わなければならないとは思いますが、万一これが本当に言い伝え通りだとしたら、用心するに越したことはない。

それで何もなければ、よかったと胸をなでおろせばいいだけですね。

 

 

 

魚と自信の関連性

魚と地震の関連を示す言い伝えは、日本全国のいたるところに存在しています。

 

・イワシが豊漁だと大地震が起こる

・滅多に見られない珍しい魚が発見されると地震の予兆

 

 

深海に生息するサメなどの頭部には、ロレンチーニ器官という小さな穴がたくさんあり、そのセンサーが地震前の地殻変動で生じる電流などを察知する可能性が考えられるといわれていますが、だからと言って海面近くに浮上してくる理由や、目撃されたり捕獲される理由がはっきりしているわけでもないらしい

 

今回の神奈川のアユについては、そのロレンチーニ器官というセンサーを持っていないようです。

でも全ての魚は、低周波の音や水流を感知する「側線」という器官を持っていて、人間よりもはるかに感覚器官が優れているのは確からしい。

それが地震前の大量発生と関連する理由は・・・?

何らかの因果関係があるように思いますという有識者もいます。

 

何はともあれ、昔からの言い伝えなどは、すべてを信じ切るのではなく、そのようなこともあるかもしれないと考えて用心することだと思います。

近日中に大きな地震が来ても大丈夫なように、避難場所や避難経路の確認、家族どうしの連絡方法、非常食や飲料水の備蓄、ガソリンの補充など用心してみてもいいかもしれません。