WBCネリに資格停止処分「プロボクサーの資格なし」
WBCバンタム級世界戦でメキシコのネリが勝利
われら日本の山中は、この試合を最後に引退を発表することになりました。
しかし、この試合はネリの計量失敗により、ベルトをはく奪されてた試合で
山中が勝てばチャンピオン
引き分けか負ければ、チャンピオン不在という試合でした。
ネリ 無期限の資格停止処分
WBCは今回のネリに対して無期限の資格停止処分を発表しました。
ネリの体重超過
前回は薬物反応、今回は体重超過
プロボクサーが試合に臨む姿勢として、あまりにもひどいものだと思います。
山中はしっかりと体重管理して臨み、チャンピオンを奪還しようと真剣に取り組んできているのに、体重超過しての再計量も不合格
その後にはチーズケーキをもっての写真が掲載されるなどと、ふざけてるとした言いようがないプロらしからぬ振る舞いに怒りがこみ上げますね
残念な試合結果
あんなプロ意識のかけらもない奴は「神の左」で沈めてほしかったのですが、やはり何階級も上の体重の相手と戦うプレッシャーや、パンチの重さは計り知れなかったのかもしれません。
日本だけではなく世界中のプロボクシングファンの応援は届かず、ネリが勝利してしまいました。
勝利した後の立ち振る舞いは、怒りが爆発して見ていられませんでした。
日本ボクシング協会への抗議
当然、この試合に不満を持つ人は多く、日本ボクシング協会へは抗議の電話などが殺到したようです。
WBCもさすがに今回のことは黙ってみていられなかったようで、ネリに対して無期限の資格停止と、ファイトマネーの凍結の処分を下しました。
体重制限の意味
ボクシングには細かい体重制限によってクラスを分けられていますが、その意味は危険防止です。
今回のように体重をOVERした選手が、ベルトをはく奪したり、グローブを変更したりすることで、試合はできるようにする処置には反対です。
大きな会場で観客も楽しみにしている試合だから、試合できませんでは済まされないだろうということもわかりますが、まずは選手の体を一番に考えるべきだと思います。
ルールを守った選手側に、大きなリスクを背負わせて試合をすることは、今後あってほしくないと思います。