ネットカフェ難民が4000人 香港の高層ビルのスラム街と同程度の人数に驚いた!

ネットカフェ難民が4000人

東京都の調査で分かったショッキングな数字です。

 

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24時間入店可能で、インターネットや漫画本が見放題、ダーツやビリヤード、カラオケなどの娯楽にフリードリンク、そして食事も出来てシャワーなども完備している所もある便利な場所ですが、そこを宿泊場所として生活している人が、東京都で4000人もいるという調査結果が報告されたんです。

 

 

東京都の調査報告書

東京都が行った調査結果として「住居喪失不安定就労者等の実態に関する調査報告書」を発表しました。

 

これは、2016年11月~2017年1月の2か月間に、東京都内のネット影や漫画喫茶地位割れる場所など、502店の利用者を対象に実施された結果で、その内222店と976人の回答を元に作られた報告書になります。

 

冒頭の400人のネット難民とは、これらの結果をもとに東京都が推測する人数という事のようなんですが、一晩で4000人の人が寝泊まりする場所もなくネットカフェを利用して一夜を過ごさなければならない状況だという事に驚きましたね。

 

 

 

路上など生活者(ホームレス)

2014年ごろの東京都の調査結果で、東京都にいるホームレスの人数は、約1600人といっています。

これは路上や公園などに生活している人を目視で確認してカウントした結果のようです。

先ほどのネットカフェ難民の4000人と合わせると、約5600人程度の人が住居のない生活をしているとの調査結果が発表されています。

 

 

 

 

香港のスラム街

香港では、廃墟ビルの屋上に掘っ立て小屋を建てて生活している人達がいて、その様子を「高層ビルの上に立つスラム街」と言っていて、約4000人が生活していると言われているんです。

 

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ネットカフェや漫画喫茶はとても清潔な環境で、衛生的で、食事や飲み物も撮ることができる空間ではありますが・・・

 

 

 

 

 

今後も増える要素のある難民数

格差社会や、勤労環境の改善、老後の生活などが国として改善されなければ、近年ホームレスが減少しているという調査結果と反比例して、ネットカフェなどに寝泊まりする「隠れホームレス」が増加していってしまうかもしれないと思いました。