Di2電動コンポの取付け 内蔵バッテリーのケーブルの配線方法
Di2電動アルテグラ(ULTEGRA)
新しく買ったフレームにshimano電動アルテグラ(Di2 ULTEGRA)を取付けます。
今回はバッテリーを内蔵できるタイプを購入したので、エレクトリックケーブルも中に引き込んで納めます。
外を回し配線よりも手間はかかりますが、見た目は格段にきれいに仕上がります。
では初めてのケーブル引き込み作業にチャレンジです。
【目次】
- Di2電動アルテグラ(ULTEGRA)
- Di2のエレクトリックケーブルを取付ける
- エレクトリックケーブルの購入
- バッテリーの取付け位置、ジャンクションの取付け位置を決める
- ジャンクションAの取り付け
- ジャンクションAとジャンクションBの接続
- ケーブルを内蔵する
- バッテリーの取り付け
Di2のエレクトリックケーブルを取付ける
1代目のInterMaxは機械式のコンポから電動アルテグラに変更しましたが、もともと機械式のワイヤーもフレームの外を這わせるタイプだったので、Di2のエレクトリックケーブルも外装式にしました。
今回購入したフレームはワイヤーが内蔵できるタイプです。
エレクトリックケーブルも内蔵してすっきりさせたいと思います。
ついでにバッテリーも内臓タイプにしようと思います。
エレクトリックケーブルの購入
Di2のエレクトリックケーブルをそろえる為には、自分のフレームに合わせて長さをそろえなければなりません。
ただし、ジャストサイズの長さのものを購入すると、場合によっては短くて届かないなんて事になる可能性もあります。
少し余裕を持った長さで購入します。
バッテリーの取付け位置、ジャンクションの取付け位置を決める
Di2エレクトリックケーブルの長さを決める為には、バッテリーの取付け位置、ジャンクションの取付け位置、ケーブルのルートを決めなければなりません。
ジャンクションにエレクトリックケーブルが集まりますので、それぞれのエレクトリックケーブルの長さはジャンクションが基準になります。
必要なエレクトリックケーブルは次の通りです。
- STレバー = ジャンクションA 350~400mm 2本
- ジャンクションA = ジャンクションB 900~1,000mm 1本
- ジャンクションB = バッテリー 600~700mm 1本
- ジャンクションB = フロントディレーラー 250~300mm 1本
- ジャンクションB = リアディレーラー 550~650mm 1本
エレクトリックケーブルは、EW-SD50という型式です。
DURA ACEの初期のDi2では、コネクタ形状が違うものがあります。
中古で電動を揃えた場合には注意が必要です。
ジャンクションAの取り付け
ジャンクションAをステムなどに取付けます。
STレバーからハンドルバーを沿ってジャンクションAに差し込みます。
ジャンクションAからダウンチューブの外又は中を通してジャンクションBにつながります。
それらのエレクトリックケーブルが折れたり屈曲を繰り返して断線などしないような位置にジャンクションAを取付けます。
STレバーとジャンクションAを結ぶエレクトリックケーブルは、ハンドル操作などによって引っ張られることが多く、はじめから余裕を持たずに取付けていると、繰り返される引っ張りによってコネクタが抜けてしまうことがあります。
走っている最中に突然動かなくなってしまったらパニックです。
抜けてしまわない様に、予め余裕を持たせておく事が重要です。
ジャンクションAとジャンクションBの接続
ジャンクションBにつながる一番長いケーブルは、ダウンチューブの外側を通す場合にはフレームに密着するように取付けます。
外を這わす場合には、コードカバー SM-EWC2というものがあります。
ケーブルを内蔵する
内蔵する場合はコネクタの首元でケーブルが断線しないように気をつけながら作業します。
ブレーキやシフトのインナーワイヤーを使って入り口と出口をつなぎます。
そのワイヤーにエレクトリックワイヤーを取付けて引き出しながら通します。
私はインナーワイヤーに樹脂の紐をくくりつけて通し、その紐にエレクトリックワイヤーを固定して通すという2段階で通しました。
インナーワイヤーとエレクトリックワイヤーが上手に固定できなかった為です。
電線を利用した方法はコネクタをしっかりと固定できるのでお勧めです。
ジャンクションBにつながるコネクターは、いったんBBの穴から外に出しておきます。
バッテリーの取り付け
バッテリーは外付けと内臓があります。
1代目は外付け、今回の2代目は内蔵タイプとしました。
このバッテリーの取付けについてはこちらの記事を参考にさせて頂きました。
とてもわかりやすく書いていますので、初めてでも簡単に取付できると思います。
コラム -COLUMN-|Y's Road 志木店(旧ブログ)
シフトワイヤーなどの交換した古いものなどを活用すると良いですね。
タイラップ(結束バンド)で固定しています。
上下2か所で固定します。
このようにすればあとからバッテリーを引き出すことが簡単になります。
そして、シートポスト側に差し込みます。
ここから抜け落ちてしまっても、先ほど作ったわーやーで取り出すことはできるので安心です。
ワイヤーやバッテリーがカタカタ音がする場合は緩衝材などをはさんで防音してください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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