ロードバイク購入 初心者が後悔しないポイント
初めてロードバイクを購入する時には何を買っていいのか迷うもの。
安い買い物ではないから失敗したくないですね。
後悔しない為の購入までの流れとおススメを紹介します。
ロードバイクを購入する理由はなに?
自転車を始めるきっかけは人それぞれですが、「何がしたい」が無ければ購入するバイクを選ぶことはできません。
自転車を始める人はそれぞれ何かをきっかけにしたり、何かを目指したくて始めています。
あなたも何かを見たり、聞いたり、思ったりしたからロードバイクを始めようとしたはずですね。
ロードバイクで先ずやりたい事は・・・
たとえばこんなこと。
〇休日に近所のサイクリングロードをポタリング
景色を見ながら颯爽と風を切って走り、時々立ち止まって補給や水分補給。
100km~150km位のLSD(Long Slow Distance)
〇休日に山方面行って峠の上りを登る。
景色も楽しみながら、峠の登りを必死に乗り越える達成感を味わう。
辛く汗をかいて、脚も痙攣する様な状況を乗り越える事を楽しみたい。
〇友達や仲間と一緒に目的地を決めてサイクリング
休日に仲間を集めてサイクリング。その前のプランニングも楽しい。
大勢で走る安心感と同じ景色、空気を感じながらのライドを楽しむ。
〇レース(ヒルクライムなど)に出てみたい
初心者でも走りやすいと言われるヒルクライムレースなどに参加してたい。
タイムや順位を競ってみたい。また、それに向けてトレーニングしたい。
などです。
その次にやりたくなる事は何?
最初にやりたいことが出来る様になると、次のステップとしてのやりたいことが出てきます。
それをあらかじめ予想しておくと、ロードバイク購入後に後悔しないで済みます。
「もしかしたら・・」っていう程度でも良いので予想してみましょう。
これをしていないと、最初の動機や目的を達成する為に購入したバイクが、次の目的や目標を目指せるスペックを満たせなくなってしまいます。
結果として、パーツの交換やバイクそのものの買い替え等という費用が必要になってしまいます。
フレーム交換やホイール交換、コンポーネント交換等は、どれも10万円以上の費用が必要な大きな改造になってしまいます。
のちのちは交換する時が来るかもしれませんが、ロードバイクを購入して半年や1年で交換したくなってはお小遣いが足りなくなってしまいます。
しっかりと予想して、出来れば避けたいですね。
フレームの形状を考える
楽に長く乗るサイクリングやポタリングが目的の場合と、レースなどで空気抵抗なども考えた姿勢で乗る場合では若干フレームやパーツの形状などが変わります。
先ずはどちらにするかを決めましょう。
将来的にレースなども視野に入れているのであれば、ハンドルが低くセッティングできるタイプの物を購入して、最初は高めにポジションを調整しておき、慣れてきてレースなどに出ようと決めた時に低くする方法があります。
低くできない様なフレームを購入すると、後で後悔する事になります。
フレームの材質を選ぶ
フレームの材質は大きく分けて
- 鉄
- アルミ
- カーボン
があります。
現在の主流はカーボン、またはアルミです。
軽さを求めるとカーボンになりますが、一部のアルミフレームバイクはカーボン並みに軽くて強いものもあります。
耐久性などについては諸説ありますので、どちらが良いとは言い切れません。
私はアルミの軽いロードバイクを購入して乗っていましたが、やはりカーボンフレームへのあこがれが強くなり、フレームを購入して入れ替えました。
カーボンが欲しいけど予算的にアルミにしておこうという考えの人は、ちょっと無理をしてもカーボンを選ぶことをすすめます。
材質についてはレースでもポタリングでも、どちらが良いという事は言い切れないと思います。
材質ではなく形状やバランス、柔軟性や剛性などによって乗り心地が変わります。
ネットのインプレッションや店頭で話を聞いて決めるしかありません。
コンポーネントを考える
変速機(ディレーラー)やブレーキ、クランク、スプロケットなどの事をコンポーネントといいます。
このコンポーネントが何かでロードバイクの値段が変わります。(フレームの次に)
日本ではシマノというメーカーの物がほとんどで、中にはカンパニョロやスラム等というメーカーのものを付けている人もいます。
多くの人が付けているシマノでもグレードがいくつかあります。
自動車でメーカーがいくつもの車種を販売しているのと同じですね。
安めの完成車についているのは、「TIAGRA(ティアグラ)」と言われるものです。
その上のグレードが「105」、その上が「ULTEGLA(アルテグラ)」、その上が「DURA ACE(デュラ エース)」となります。
「105」から上のグレードは、日本国内生産品と言われており、その下のグレードと比較すると重量や精度に違いがあるようです。
予算の都合にもよりますが、これも後から交換しようとすると大変な金額になるものなので、最初から105以上のグレードのもので探す事をすすめます。
尚、ワイヤーと使って変速する機械式のディレーラーが一般的ですが、現在は電動式の変速機も増えてきています。
当然価格は大きく変わってしまいますが、その操作性や変速のスムーズさは一度体験すると驚きます。
人によっては機械式に戻れなくなるかもしれません。
ホイールについて
正直、完成車についているホイールは交換される事が前提で付いているものがほとんどだと思います。
中古車をオークションなどで購入する時は、出来るだけ自分の好みや、リムハイト(リムの高さ)、重量などを調べて、良いホイールがついている物を選ぶのも良いかもしれません。
新車の場合は、ロードバイクを購入してからホイールは交換するものと考え、その分の予算をとっておく方法しかありません。
予めホイールをチョイスしておきましょう。
材質はアルミとカーボンがあります。アルミとカーボンが合わせてあるものもあります。
カーボンホイールの方が軽くて高いです。良いホイールではありますがブレーキによる熱で破損してしまう危険もあります。
初心者でブレーキング技術や、下り坂の走行テクニックなどに不安のあるうちは、アルミのホイールの方が良いかもしれません。
アルミでも充分に軽くて良いホイールがありますので探してみてください。
予算はいくら?
これが一番重要なポイントですよね。
私は中古を探していましたが、予算は10万円前後と決めていました。
ウエア等を購入してTOTAL 15万円位と思っていたからです。
予算通りの10万円でオークションで落札しましたが、予算を優先するあまりパーツなどを妥協してしまいました。
結局その後一年間ですべてのパーツを交換してしまう事になりました。
(ハンドルバーだけは最初から変わっていない唯一のものです)
まとめ
余裕を持った予算で、自分が良いと思うパーツが付いたロードバイクを選ぶことが重要です。
もしも予算重視で選ぶならば、絶対に妥協した事を後悔しないと肝に銘じて、パーツの交換を考えない事です。
(主要なパーツはロードバイク1台買えるくらいの値段がする場合があります)
納得できる1台に出会って楽しいロードバイクライフをお過ごしください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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