【ロードバイク】サドルの高さや最適な位置 F・カンチェラーラの画像から係数を導き出す
自転車のサドルやハンドルの高さや位置のポジションは、何度調整しても正解がわからない悩ましいものです。
巷でよく言われている数値や理論が事が正しいのだろうか?
そんな疑問から、大好きなプロ選手の「ファビアン・カンチェラーラ」の画像から強引に係数を求めてみました。
画像からの強引過ぎる割り出し方なので、真実だとは言えるものではありませんが、楽しい試みとしてお楽しみください。
【目次】
- サドルの高さや位置の最適ポジション(クロスバイク・ロードバイク)
- ファビアン・カンチェラーラ選手について
- ファビアンカンチェラーラの画像から線画を作成する
- 最適なサドルポジションを求めてみる
- サドル前後位置を求める係数
- 股下寸法の測定方法
- ロードバイク 初心者でもわかるハンドル取付位置
サドルの高さや位置の最適ポジション(クロスバイク・ロードバイク)
ロードバイクやクロスバイクのサドル高さや前後位置の正解をファビアン・カンチェラーラ選手の画像分析から係数を求めてみました。
ロードバイクもクロスバイクも、ペダリングを効率的に行う為のサドル高さについての基本は同じだと思います。
そのサドル高さについて、カンチェラーラ選手の画像を元にして係数を導き出してみたので紹介します。
ファビアン・カンチェラーラ選手について
タイムトライアルやワンデーレースでは異次元の強さで勝利をおさめたスイスの英雄「カンチェラーラ」は有名です。
ファビアン・カンチェラーラ(Fabian Cancellara、1981年3月18日 - )はスイス・ベルン出身のプロ自転車ロードレース選手。
タイムトライアル競技では「異次元」としばしば形容される圧倒的な強さを発揮し、ツール・ド・フランスでのステージ優勝や2006年~2007年と2009年~2010年の世界選手権個人タイムトライアルを2度の2連覇などを達成しているタイムトライアルスペシャリスト。
ウィキペディアより引用
そのカンチェラーラは自転車のポジションにはこだわりを持っている事は有名で、特にサドル前後位置についてのオーダーは厳しいものだったようです。
そんな彼はあるインタビューでも、自らのポジションへのこだわりが強い事を話しており「間違えたポジションで走っている人を良く見ることがあり、助言してあげたくなる」と言っていました。
私の家に来て乗車ポジションやフォームを観ながら、セッティング方法からライディングフォームまでの全ての指導をしてもらいたいですね。(言葉は通じないけど)
そんな夢のようなことを考えていてもダメなので、どうにか「カンチェラーラ」のポジションを参考にしたいと考えた結果、画像から寸法を割り出してポジションのヒントを得る事にしました。
ファビアンカンチェラーラの画像から線画を作成する
こんな感じて作業してみます。
で、線画だけ取り出して、寸法を求めて結論を出したのがコレです。
最適なサドルポジションを求めてみる
サドル高さを求める係数
カンチェラーラの画像から求めたサドル高さを求める係数はこれです。
サドル高さ=股下寸法 × 0.84
以前の記事で、サドル高さを求める係数について調べた時の各サイトの数値が次の通りですので、0.84で求めた高さは低く感じます。
《以前の係数》
- エンゾ早川さん 0.893
- 今中大介さん 0.870
- 他 0.885 (中級者 0.870 、初級者 0.860)
サドル前後位置を求める係数
サドル前後位置を求める係数はこれです。
サドル前後位置(BB-シッティングポジション)=股下寸法×0.285
又サドル前後位置のポジションですが、サドルに腰を下ろした時に一番荷重がかかる位置(座っている位置)を勝手に「シッティング・ポイント」と命名し、そこからボトムブラケット(BB)との位置関係についても、股下寸法の比率で係数を割り出してみました。
この二つの係数を自分の股下寸法で計算し、実際にセッティングしてみました。
間違いなくサドル高さは 少し低く感じますが、回してみると下死点になる前に自然に引き足の動作に移行できる事と、それに伴い反対の脚は上死点付近から踏み込みが始められて長く踏めている感じがする事です。
全体的にスムーズに回し易くなったという印象です。
常に不安で納得できなかったポジションの調整でしたが、今では不安に感じる事は少なくなりました。
納得のいくポジションを計算で出せる係数を見つけられたことに満足しています。
股下寸法の測定方法
股下寸法ですが、シューズは履かない状態(ここがどのサイトにも書いていない所です)で壁に背、尻、踵をつけて立ち、辞典の様なものを壁に押し付けた状態で股に合わせて上げていきます。食い込むほどに強く上げたところで固定して自分だけ避けます。
床から辞典などの上面までの寸法を測定したものが股下寸法です。
※直接メジャーなどを当てて測ると2~3cm小さくなる事が多いので注意してください。
サドル以外で重要なポジションとしてハンドルがあります。
ハンドルの取付け位置などについても記事にしていますので参照ください。
ロードバイク 初心者でもわかるハンドル取付位置
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ロードバイクで出場するヒルクライムレース 偏差値で見る自分のリザルト
ロードバイクで参加するレースのリザルト
レースに参加してリザルトを見てわかるのは、走破タイムと順位です。
そのタイムや順位が、自分が参加した他のレースに比べて走れたのか走れなかったのかって、わからないです。
自分の感覚だけになってしまいますね。
学校のテストもそんな感じで、点数だけを見るのではく、全体のテスト受験者の点数から、自分の位置を知ることができる偏差値ってありました・・・よね。
ヒルクライムレースなども同じように走破タイムから偏差値を導いて、自分が実際にどの程度の実力化を把握できます。
【目次】
ロードバイクのカスタマイズと成績
ロードバイクで速く走れるようになりたい。
より軽く、より空気抵抗を減らすことが出来れば、今よりも楽に走る事が出来るかもしれないって思いますね。
今年一年、色々カスタマイズしてみた結果をレースの成績やタイムから偏差値を計算して比較してみます。
初めてのレース出走
ロードバイクの趣味を再開して、人生初めてのレースへの参戦に使用したマシンがこれ。
オークションで手に入れたCAAD8
【主なカスタマイズ内容】
コラムカット
シートポスト交換(カーボン)
クランク交換(SRAM RED)
F/Rディレーラー交換(SRAM)
チェーンリング 楕円 Q-rings
ホイール 60mmハイト SFIDA(カーボン)
細かな部分は色々と・・・
購入時から変えていないのは、フレームとハンドルだけです。
このマシンで参加したのが地元の岩手県で開催された「夏油高原ヒルクライムレース 2015」です。
2015年の3レース目に使用したマシン
【主なカスタマイズ】
フレームを交換(CAAD8⇒INTERMAX)カーボンフレーム
コンポ ULTEGRA電動へ交換
ホイール交換
これによって最初から変えていないパーツはハンドルだけになりました。
2016年のレースに向けてのカスタマイズ
2015年よりも速く走る為に、毎日の固定ローラー台を使用したトレーニングもボチボチ行いながら、機材に頼る傾向は更に強くなります。
クランクの長さ変更
チェーンリングの変更
サドル変更
フレーム変更
ホイール変更
セカンドバイクの組立
など・・・
しかし、レースの度に感じる自分のイメージと、レースでの走行感のギャップ。
そして実際のタイムの遅さ。
「何をどう替えれば速くなるのだろうか・・」そんな事を考えてしまっていました。
病人ですね。
数値で見る2015年と2016年の成績【実力)
色々カスタマイズして軽量化や空気抵抗などを考慮したバイクを製作して臨んだレースにおいて、実際にどれだけの効果を得られたのだろう。
機材のカスタマイズにかけた費用に価する効果を得られているのだろうか。
計算してみると・・・
【ヒルクライムの偏差値】で見ると、2015年も2016年もおよそ「50」となります。
ほぼ変化は見られないという結論になります。
つまり、大金はたいてカスタマイズしたマシンの効果は無かったという事です。
悲しすぎます。
まとめ
大切なのは、毎日の有効的トレーニングメニューを繰り返して脚を作ることなんです。
「黙って脚をきたえろ!!」ってことですね。
速い人はMTBでもクロモリのロードでも、小径車でも早いんです。
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